・Case05: (株)いちたかガスワン 様
・Case04: (株)メディカルシステムネットワーク様
・Case03: カゴメ(株)様
・Case02: DH株式会社 様(仮称)
・Case01: Hサービス(株)様(仮称)
メトリックの手厚いサポートで効率的なストレージ移行を実現
性能問題を解決、日常運用からも解放

株式会社いちたかガスワン 様
・設立年月日:1960年(昭和35年)5月2日
・所在地:札幌市中央区南8条西6丁目1036番地
・資本金:9,500万円 (2021年3月31日時点)
・従業員数:324名(2021年6月30日現在)
webサイト:https://www.ichitaka.co.jp
ご担当者:
株式会社いちたかガスワン
管理部 部長 兼 システム室 室長
伊藤 敬一 様
IBM Storwize V5010
◆ 導入前の背景/課題
・ 基幹システム共有ストレージが保守満了
・ 経年により生じていた性能低下
・ 故障の際の部品調達が気がかり
◆ 導入決定のポイント
・ SSD混在ストレージが特別価格で入手可能
・ メーカーとしてのIBMへの信頼
・ メトリックの技術と誠意のあるサポート力
◆ 導入後の効果
・ 業務量、従業員が増加しても安定稼働を維持
・ ゼロに等しい運用管理工数
・ 力強いパートナー メトリックの存在
そんな同社では、2017年3月の保守満了を控えて、情報システムで共有していたストレージのリプレイスの検討に迫られていた。処理性能が、限界を迎えつつある状況も重なっていたからだ。
「当時のシステムは、確実に遅延傾向にありました。また、年数の経過したハードウェアは、万一の際、部品調達にも苦労します。いつそんな事態がやってくるかと気がかりでした」
また、伊藤氏には商談プロセスで触れたメトリックの対応を見て、手厚い移行サポートが期待できるという思いもあった。
既存ストレージのデータボリュームは2TB近くあった。ひとまず移行は可能と目算は立っていたが、集中移行では深夜作業時間帯に収まらない。
さらに検討を重ね、日中のシステム利用の少ない時間帯を使った分散移行を選択し、具体的な計画を作成することにした。
「メトリックが過去の実績例を示しながら、業務システムごとに影響範囲を調査し、関係ある部門に周知して段階的に移行する方法を示してくれました。その時間に収まらないもののみ終業後移行しましょう、と。非常に現実的なアイデアでした」
こうして、4回の日中移行、2回の終業後移行により、メトリックは何のトラブルもなく無事ストレージの切り替えを成功させた。
「導入当時から今日まで、ずっと安定稼働を続けています。部品の故障なども一度も起きていません。その後、計画どおり新電力、都市ガスに対応、業務の範囲は大きく広がり、従業員も200名台から300名台に増加しているのに、リングカーソルが出現する事態はすっかり解消。快適に利用し続けています。IBM Storwize V5010は、管理の手間がかからず、ストレージに関して、私はまったくといっていいほど気にかけていません」
伊藤氏にとって、今回の導入によるもう1つの大きな成果は、メトリックという“右腕”を得たことだ。ビジネスライクではなくどこまでも顧客の声に耳を傾ける姿勢、資料作成からして丁寧で、話がわかりやすい点なども高く評価しており、北海道にあって得難いパートナーと、同氏は称賛した。
図1 IBM Storwise V5000について
図2 いちたかガスワン ストレージ周辺 システム構成図
2022年、再びストレージの更改タイミングが訪れる。着実にイノベーションを実践し続けているIBM製品と、システムインフラに強いメトリック。そのコンビネーションを喜び、彼らから出てくる提案を伊藤氏は今から楽しみにしている。